イランのソレイマニ司令官はなぜ殺された?テロリストだったのか?【わかりやすく】

イランのソレイマニ司令官がアメリカ軍によって殺害された事で、第三次世界大戦すら起こるのでは無いかと言われている。

それくらい衝撃的な出来事だったのですが、そもそもソレイマニ司令官はなぜ殺されたのでしょうか?

テロリストだったという話もありますから、ある意味では当然なのか?

ここではソレイマニ司令官がなぜ殺されたかについてわかりやすく説明していきたいと思います。

ソレイマニ司令官はなぜ殺された?【わかりやすく】

ソレイマニ司令官は2020年1月3日にアメリカの無人機(ドローン)による爆撃で殺されてしまいました。

以下、ここではその理由について説明していきたいと思います。

ちなみに先にわかりやすく、端的に説明しておくと以下みたいな感じになります。

 

【ソレイマニ司令官がなぜ殺されたのかを説明する図】

ソレイマニ司令官はなぜ殺された?【わかりやすく説明する図】

端的に言うと、ソレイマニ司令官はイラクに影響力を持っており、その力を使ってアメリカ軍へ攻撃をしていたので、殺されました。

【整理】ソレイマニ司令官以外の人物や勢力

まず、ソレイマニ司令官がなぜ殺されたのかの背景を理解する為に、登場人物を簡単に抑えておきましょう。

ソレイマニ司令官

ソレイマニ司令官

イラン革命防衛隊のコッズ部隊の司令官。(イランの人)

2020年1月3日にアメリカの無人機の爆撃によって死亡。

アメリカでは完全に悪者扱いの人物だったが、イラン国内ではアメリカの制裁などに対して戦ってきた人物としてかなりの人気。

アブ・マフディ・ムハンディス副司令官

アブ・マフディ・ムハンディス副司令官

親イラン派民兵「人民動員隊」(PMF)の副司令官。(イラクの人)

(PMFの中でも最も強硬派と言われるカダイフ・ヒズボラという派閥に所属)

今回、ソレイマニ司令官と一緒にアメリカのドローン攻撃によって死亡。

イラン革命防衛隊

イラン革命防衛隊とはイランの軍事組織のひとつです。

イランは国軍以外にも軍事組織を保有しているのです。

(ホメイニ氏がイラン革命を起こして政権を取った際に、国軍を完全に信用しなかった為国軍以外の武装集団を作った)

コッズ部隊

イラン革命防衛隊の中でも特殊な任務を行う対外特殊部隊。

海外での破壊活動が任務の中心という、あまり褒められない(?)部隊。

ソレイマニ司令官はコッズ部隊の司令官でした。

親イラン派民兵「人民動員隊」(PMF)

イラクの民兵組織で新イラン派。

ややこしいのですが、イランでは無く「イラク」の民兵組織です。

(イランはイラクへかなり大きな影響を持っているのです)

 

シーア派民兵の集団です。

ソレイマニ司令官がなぜ殺されたのか?流れで説明。

以下、背景などにも触れながらソレイマニ司令官がなぜ殺されたのかについて説明していきたいと思います。

PMFがアメリカ人を殺害したり、アメリカ大使館を攻撃していた。

2012年12月27日、アブ・マフディ・ムハンディス副司令官が率いるPMFはイラクにて米軍関係のアメリカ人を殺害。

翌日からアメリカ軍がPMFへ空爆によって反撃。

それを受けで、PMF関係の人間によるデモ隊がアメリカ大使館の壁に放火しようとしたり、侵入しようとしていました。

かわいい兎

イラクの民兵組織がイラクで暴れて、なぜイランのソレイマニ司令官が殺されるの?

トランプ大統領はPMFに対応せざるを得なかった。

そんな状況ですから、トランプ大統領は何らかの対応をせざるを得ませんでした。

PMFはイラクの民兵組織ですが、PMFを指揮していたのがイラン革命防衛隊コッズ部隊であり、その司令官がソレイマニ司令官です。

 

もともとPMFはイラクで住民を虐待するなどの非人道的行為を行っていましたし、イラクで反政府デモが起きるとPMFが武力で弾圧し多くの死者が出たりしています。

更にPMFは米軍にも攻撃して、死者が出ている。

これらの指示を出していたのは、実質はソレイマニ司令官だと推測される訳です。

PMFを実質指揮するソレイマニ司令官がイラクのバグダッドへ。

そんな背景の中、ソレイマニ司令官がイラクのバグダッドへ行きます。

目的はおそらくPMFのアブ・マフディ・ムハンディス副司令官と合い、次の作戦を考える事。

 

ソレイマニ司令官によって、米軍が攻撃され、アメリカ大使館が攻撃され、死者も出ている。

(さらにイラクの多くの民衆も弾圧・殺害されている)

そんな状況ですから、アメリカにとっては当然対応せざるを得ません。

ソレイマニ司令官に攻撃。

2020年1月4日にソレイマニ司令官はアメリカ軍のドローン攻撃によって死亡。

一緒にいたアブ・マフディ・ムハンディス副司令官も死亡。

【まとめ】ソレイマニ司令官がなぜ殺されたのか?

ソレイマニ司令官がなぜ殺されたについて、ここまで説明してきましたが、もう一度端的に述べておきます。

ソレイマニ司令官はイラクで強い影響力を持っており、イラクでアメリカ軍を攻撃したりデモを起こしたりしていた為、アメリカ軍に攻撃され殺されました。

ソレイマニ司令官はイランの人でイラン革命防衛隊コッズ部隊を率いていましたし、イラクではそのソレイマニ司令官を指示を受けてアブ・マフディ・ムハンディス副司令官もPMFを率いて暴れていました。

 

アメリカ側から見ると、アメリカを攻撃する人物に報復しただけと言えるでしょうし、イランから見ればアメリカの不当な制裁に対して戦っていた英雄が殺害されたと見えるでしょう。

中々一筋縄ではいかない複雑な関係ですね。

ソレイマニ司令官はテロリストだったのか?

今回アメリカによって殺されたソレイマニ司令官ですが、テロリストだったと言われる時がありますが…

端的に言うとソレイマニ司令官はテロリストと言えるでしょう。

その点について以下解説していきます。

ソレイマニ司令官はテロリストです。

ソレイマニ司令官はテロリストです。

ソレイマニ司令官はテロリストです。

何故ならソレイマニ司令官はイラクやシリアで多くの人を殺害してきたからです。

かわいい兎

と言うかコッズ部隊の任務が「海外での破壊活動」だしねw

ソレイマニ司令官はシーア派ですが、スンニ派のイスラム国と戦っていく中で、どさくさ紛れて多くのスンニ派の非戦闘員や一般住民を虐殺してきましたし、イラクでスンニ派のデモが起きようものなら、武力で弾圧してきました。

シリアではアサド政権に肩入れしていました。

アサド政権は一般住民も容赦なく虐殺するので、それに肩入れするというのは同類ということです。

 

もちろん、ソレイマニ司令官がテロリスト的活動をしてきたのは、イランの国益の為でありますから、一概に全てを否定するのは出来ないのかも知れませんが…

今回、ソレイマニ司令官が殺されたのもテロリストだったから。

今回、ソレイマニ司令官はアメリカ軍に殺されましたが、それはアメリカ軍やアメリカ大使館を攻撃したから、というのはありますがそれ以上にテロリストとして多くの非人道的行為を行ってきたからというのはあるでしょう。

 

ある日突然、住んでいる村が封鎖され、一切の供給が止まる。

そして餓死するまでそこから出させてもらえない。

そういう事をソレイマニ司令官はシリアでもイラクでもやってきた訳ですから。

 

筆者個人としてはソレイマニ司令官は自業自得な部分もあるんじゃないかな、と思います。

が、それ以上に、イラクとかシリアとかこの辺りの争いっていつ終わるんだろう?と思ったり…

ソレイマニ司令官についてのまとめ。

ソレイマニ司令官がなぜ殺されたのかというと、アメリカ軍やアメリカ大使館を攻撃したり、多くのテロ活動を行ってきたからです。

タイミングがこの時になったのは偶然の要素もあるのかもしれませんが、いつ殺害されてもおかしくはなかったでしょう。

 

また、ソレイマニ司令官はテロリストだという事が出来ます。

絶対悪というのは存在しませんが、結構非道な事はやってきた人物ですからね。

 

ソレイマニ司令官の死によって、今後中東情勢は更に大きく動くのでしょうか?